囲碁・将棋

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語録

い、 碁盤:将棋盤の材質について

盤の用材としては、古来より檜(ひのき)、椹(さわら)、朴(ほう)、桜(さくら)、柳(やなぎ)などが使われていたようですが、近代からは、桂(かつら)、公孫樹(いちょう)、榧(かや)、桧葉(ひば)、スプルース、アガチスなどが、用いられ、特に榧材は最高級品として珍重されています。
ろ、 碁盤・将棋盤の寸法について

●:碁盤  縦:一尺五寸(約45cm) 横:一尺四寸(約42cm)
●:将棋盤 縦:一尺二寸(約36cm) 横:一尺一寸(約33cm)   
 上記サイズが標準です。また足の高さは3寸(約9cm)です。
は、 盤の足について

 盤の足は八角形のクチナシの花の実の形をしています。これは“口無し”の
語呂合わせで助言を戒めたものです。裏面の地溜り同様勝負の厳しさを強調
しています。
に、 血溜り(音うけ)について

 盤の裏面には四角錘を掘り出し、その四辺を四角錘の面に対面させて彫ったクボミがあります。この四角形の形は

血溜り”と呼ばれ昔、助言をした観戦者の首を刎ねここに、据えたという話もありますが、本来の目的は石や駒の打ち音を高める。あるいは、表面積を増やし乾燥を促進させる。又は反りや割れを防ぐなどがあり、盤を一層長く愛用していただくための、盤職人の古来よりの知恵なのでしょう。
ただ足のクチナシ同様助言無用のマナーを教える効果を担った事も事実です。
ほ、 目盛りについて

 盤の天面に引かれている線ですが、碁にしても将棋にしても、この部分が一番の命であり、全てといっても過言では
ありません。目盛にはネズミの口髭をよって筆を作り、その筆を用いて引く方法を
“筆盛り”。漆ベラを用いて引く方法を、“ヘラ盛り”。日本刀の反りを利用して引く方
法を“太刀盛り”と呼ばれています。最近では普及品の盤では印刷機械を使用する
ところもありますが、やはりベテランの職人による目盛は、線にムラがなく輪郭の
はっきりとした漆黒の美しい目盛りが引かれます。
に、 盤の評価について
  盤の評価は厚みと木質・木地の良し悪しがあります。見分けかたとして、盤の表面を観察すれば、原木のどの部分を使用したかがわかります。これを“木取り”と呼ばれ、そのランク付けは(1)四方柾 (2)天地正 (3)天柾 (4)追柾 
(5)木裏使用の板目 (6)木表使用の板目 (7)杢 とされています。又“木性”と呼ばれる木の質を直接観察し良し悪しを判断する方法もあります。

ほ、 盤のお手入れについて

盤は木という天然素材です。故に適切な扱いを怠れば、傷みも早くその機能も著しく損なわれます。そこで一般的な取り扱いの注意点といたしまして
(1):直射日光を避ける(紫外線による変色につながります。)
(2):冷暖房装置の近くへの配置を避ける(急激な温度変化は割れ、歪み、反り等につながります。)
(3);木質の盤は傷がつきやすいため、上部へ重く硬いものの配置を避ける(落下時大きな傷がつく)
(4);机がわりに湯のみを置いたり(熱でその部分だけは白濁色になる)文字を書いたりしない(筆跡が残る)
など常識的判断で理解出来る範疇で注意しながら、お手入れにつきましては、乾布による空拭きがよく、水拭きは絶対に避ける行為です。汚れのひどい時は純正植物油(椿油など)を少々付けふき取る。その後さらに乾布で拭くとさらに美しくなります。

へ、 碁盤と碁石について
 囲碁を打つためには碁盤と碁石という2つの道具が必要です。逆にこれらさえ揃えば、楽しめるということです。
高いものはきりがありませんが、碁盤・碁石・碁笥のセットで5,000円くらいから揃いますので手軽に購入できます。
碁を覚える上で見ているだけ、聞いているだけでは覚えられません。実際碁石を手にとり打つことにより理解が深まり上達の手助けになることでしょう。
●【脚付き碁盤】

畳の上で正座をして対局する場合は“脚付き碁盤”を使用いたします。比較的に高価なものが多く(日向産の榧材を使い厚みが六寸(約18センチ)以上のものには一千万円以上するものがあります。)初心者の方には負担が大きいのですが、一生の趣味として考えると、いずれ手にしたいものです

●【卓上用碁盤】 
テーブルや座卓の上で使う碁盤として卓上用に作製された碁盤もあります。プロ棋士の対局においても国際戦ではテーブルでの対局ですのでこのタイプの碁盤が使用されます。

●【和洋兼用碁盤】 

ある時は床の間を背にして和室での対局を、また時にはリビングで気軽に
棋譜研究をという方にはネジ式簡易脱着方法で足が簡単に取りはずしが出来る、和洋兼用碁盤もございます。




【日向碁石】:現在では“幻の碁石”と呼ばれ非常に高価なもので
何百万円という価格で取引される事もあります。
歴史的には明治中期、大阪の棋具業者が小倉ヶ浜で、組織が緻密でサイズの大きなハマグリを発見し、碁石に適している事からさかんに使われるようになりました。(ちなみにそれまでは、三河地方のハマグリが使われていました。)
しかし昨今では採取しつくされ、希少な存在となり冒頭に記したように“幻の碁石”と呼ばれるに至っています。

特色
(1)色が乳白色の柔らかな色合いで、非常に美しい。(2)長期間使用するごとに乳飴色の色合いに変化しさら
(3)うち味は格別で本榧との相性が非常に良く、えもいわれぬ、打ち韻があります。
【メキシコ碁石】:現在わが国において、流通されている碁石の90%以上が“メキシコ産”です。

特色
(1)貝の厚みは日向産よりありますが、品位に若干劣ります。
(2)色は真っ白ですが、時間とともに赤茶色に変色する。
(3)価格は安定しており、手に入りやすい。

蛤碁石の分類
メキシコ蛤碁石のランクは品質と厚味できまります。品質による分類 碁石の色、艶、貝目の美しさにより3種類に分けられています。
雪印 ───色が白く、縞模様が細かく美しい。(数が少なく大変高価) 
月印 ───雪印に比べ色、貝目ともに若干質が落ちる物となります。
実用 ───貝目が比較的に大まかで、少し色の混じった物もあります。
厚味による分類 碁石の厚味により22号から45号までにわけられています。

22号

6.3mm

25号

7.0mm

28号

7.5mm

30号

8.0mm

32号

8.8mm

34号

9.5mm

36号

0.1mm

38号

10.7mm

40号

11.3mm


【那智黒石】:黒石として使用されているのが、和歌山県那智地方で採集される、“那智黒石”です。
粒子が細かく、濃黒色が均一で美しい底光が特徴の石です。
【その他の碁石】:学校のクラブ・趣味のサークル他などで、よく使用されているのが、ガラス碁石です。硬化ガラスに黒
色・白色を着色し作られた碁石です。価格が安価で、入門者にも人気の商品です

 


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